Materials that describe the road from recovery to revival

手作り表札

[コラム]

仮設住宅で使われた手作り表札

寄贈者は手作りで表札を制作し、似たような風景が続き、自宅にすら迷う仮設住宅の住人へプレゼントした。

最初はタンスの廃材などを用いたが、活動を知ったうどん屋等からたくさんのカマボコ板が提供され、花や鳥などの絵を描く暖かみに満ちた表札づくりに発展した。被災者でもある寄贈者はこれを描いている間は、自分自身も気持ちが落ち着いたという。

1ヵ月間で約1,500個、1年がかりで、西宮市全域の仮設住宅5,000戸を訪問し、配った。

資料番号

395 - 2001